発達障害とは
発達障害とは、発達障害者支援法においては、
"自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの"とされています。
診断基準の際に参考とされる「DSM-5精神疾患の診断・統計マニュアル」においては、
"(中略)自閉性障害,アスペルガー障害,または特定不能の広汎性発達障害の診断が十分確定しているものには、自閉スペクトラム症の診断が下される"
とされています。
「生まれつきの脳に原因がある。」とされており、先天的なものとされています。
主な発達障害
①自閉スペクトラム症
(ASD:Autism Spectrum Disorder)
①社会的コミュニケーションおよび対人的相互反応における持続的な欠陥を持つ
②強いこだわりを持つ
※過去に使われていた言葉:自閉症/アスペルガー障害/広汎性発達障害/特定不能の広汎性発達障害⇒これらを総合しASDと呼ばれるようになりました。
ASDの主な特徴
□ 人と一緒に何かをするよりも、一人でやる方が好きだ
□ 決まりきった方法を用いる方が良い
□ パーティーなどで、人の会話についていくことが苦手だ
□ 職場の休み時間などに何をしていいか分からない
□ 雑談が苦手だ
□ 気づけば1人でずっとしゃべっていることが多い
□ 相手の感情を推し量るのが苦手だ
□ 気づけば何時間も没頭してしまうことがある
□ パートナー(奥さんや旦那さん)といつも衝突する
□ パートナーに注意されることが多いが、どうして注意されるのかが分からない
□ 1日のルーティンが決まっている
□ ルーティン作業が滞ると臨機応変に対応することができない
②注意欠如・多動症
(AD/HD:Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder)
不注意、多動性および衝動性が強く見られ、これらの状態が少なくとも6ヶ月持続しており、
その程度は発達の水準に不相応で、社会的および学業的/職業的活動に直接悪影響を及ぼすもの
ADHDの主な特徴
□ 学業や仕事などで、注意することができない
□ 集中力を持続することが難しい
□ しばしば聞いていないように見える
□ 学業、職場で義務をやり遂げることができない
□ 課題や活動の順序立てが困難
□ 忘れ物が多い/失くし物が多い
□ 忘れっぽいことがある
□ しばしば手足をそわそわ動かしたりする
□ 席についていることが求められる場面で、席を離れる
□ 会議等長時間留まることができない
□ 他の人達の言葉を遮ってしまう
□ 自分の順番を待つことが困難である
□ 質問が終わる前に答え始めてしまう
□ 他人の会話などに邪魔をしてしまう
③学習症
(LD:Leaning Disorder)
「話す」「読む」「理解する」「書く」「計算する」「推論する」などの、学習や学業的技能の使用に困難があるもの
LDの主な特徴
□ 読むことが遅く、理解することが困難
□ 綴り字を間違う
□ 文章の中で、複数の文法または句読点の間違いをする
□ 計算の習得が難しい
「発達障害」という言葉が「一般に」認知されるようになったのは、この10年ほどの話です。
現在においては、早期に発達障害の有無を発見することが「以前に比べて」はできるようになりました。
ただ、現在20代後半以上の方は特に、「発達障害」とは認知されず幼少時代、青年期を過ごされています。
お子さんができてから、気になることがあって診断を受けたら、「あなたも発達障害ですね」と言われたこともある、と言う方もいらっしゃいます。
子どもの頃に認知されず、そのまま大人になられている方も多いのです。
また診断は下っていないが、発達障害を似たような特性があるいわゆる「グレーゾーン」の方もいらっしゃいます。診断がないので、適切なサポートを受けられていない場合も多いのです。
もちろん、日常生活に不都合が無い方もいらっしゃいます。その方は特に問題視することは無いのですが、人間関係がうまくいかない、コミュニケーションに難がある、整理整頓ができない、字を読むのに困難がある、という方は、実は発達障害であった、ということが後から分かることがあります。
このように、大人の発達障害は「見過ごされて来た」ものだと言えるのです。
発達障害の専門家は、その多くが「幼少期・思春期」の専門家です。そして、現在年々診断を受ける方が増えています。診断を受けるだけで数ヶ月待つ、と言われるくらい、対応が追いついていない状態です。
子どもでもこのような状態なので、大人の発達障害に関しては、対応できていない機関も多いのです。
つまり、ご自身を「発達障害かもしれない」疑ったとき、「行き場が無い」のが現状だと言えます。
「これまでも人間関係でつまづいてきた」「人と自分は何か違う気がする」「日々の生活で強いストレスを感じる」という方は、一度ご相談をお勧めします。
グレーゾーンの方もご遠慮なくご相談ください。こういった方の場合必要なのは、以下の3つを身につけることです。
①自分の特性を知ること
②社会的に必要とされる対人スキルを身につけること
③ストレスに向き合う方法を身につけること
これらができれば、日常の生活はこれまでよりもスムーズに進むと考えられます。
当事業所では、「行き場の無い大人の発達障害」の方のメンタルケアならびに、ソーシャルスキルの修得をサポートします。
ご相談者様の得意なところ、不得意なところを見つけ出し、良いところは活かし、改善した方がいいところはうまくできるようにサポート致します。
当OFFICEでは、発達障害の方、として見るのではなく、「一人の人間」として、ご相談者様と向き合います。
日々の生活にストレスを感じている方人間関係で悩まれている方、またご当人ではないけれど、気になるご家族の方などのご相談をお受けしております。
どうぞご遠慮なくご連絡ください。
対面カウンセリング、ならびに電話カウンセリングをお受けしております。
①「お問い合わせ」より対面もしくは電話カウンセリングについてお伝えください。
↓
② 日時・時間数(50分/80分/110分)の決定
ご希望の日時を第3希望までお伝えください。
↓
③ カウンセリングの実施
※当事業所 では医師の診断の有無、手帳所持の有無は問いません。
もちろん既に診断をお受けの方はその旨並びに検査結果をお伝え頂いて結構です。
時間 | 料金(税抜) | 料金(税込) |
50分 | 10,000円 | 11,000円 |
80分 | 16,000円 | 17,600円 |
110分 | 22,000円 | 24,200円 |
※対面・オンライン共に同料金となります。
※尚、対面の場合、ご自宅やその近くまでお伺いする場合は
遠方の場合、交通費並びに出張費また、カフェ等で行った場合の御飲食代がかかる場合もございます。こちらにつきましては、お問い合わせください。
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