お子さんが不登校状態になると、家にいる時間が長くなります。それによってゲームや動画を一日中観ている、ということが起こりやすくなります。好きなことをさせることが大事だとはわかっているけれど、あまりにも長時間だと親御さんも心配されると思います。
ゲームや動画に没頭できるのは、ある程度心と身体に体力が戻ってきた状態だと考えられます。本当に辛いときは、好きなことをやる気力も体力もありません。お子さんが「楽しんで」取り組めているのなら、元気は溜まってきていると考えていいでしょう。
お子さん自身も、このままでいいとは思っていません。学校を休んでゲームばかりしていることに「引け目」を感じています。またこの引け目は親御さんに対しても同じです。心配してくれている親に対してゲームばかりしているのを見せることは、良いことだと考えていません。
お子さんに元気が戻ってきたら、一度時間をとって親子で話し合う時間を取りましょう。お子さんの言い分にも耳を傾けた上で、そして率直に「時間が長いと思うから、ちょっとルールを決めてやってみようか」と伝えましょう。
その際に、親が勝手にルールを決めるのではなく、お子さんと話し合いながら決めるようにします。
最初は守れないこともあります。ルールは一回で完成させるのではなく、3ヶ月ほどかけて完成させていくというイメージです。
そしてゲーム以外にも楽しいこと、充実できることがあることを教えることも大切です。例えば家族でカードゲームをしたり、家事をお願いしたりすることです。ただ闇雲に「ゲームをやめなさい」ではお子さんも不満が残ります。お子さんが他のことにも目が向けられるように考えていきましょう。
またもう一点気をつけないといけないことがあります。
先ほどお子さんが「楽しんで」やれているなら、と条件をつけました。
学校に行けていない思いや、ひきこもっている時間をやり過ごすためにゲームに没頭することもあります。
この場合は、決してゲームを楽しいと思って取り組んでいません。しなければやりきれない思いがあるから取り組んでいるだけです。
この場合、まずお子さんの不安や苦しい思いのうちを吐き出してもらうことです。ちゃんと話を聴く存在近くにいるということを伝え、お子さんに実感してもらうことです。ゲームよりも家族と話す方が楽しいと思えてきたら自然とゲームの時間は短くなっていきます。
お子さんが楽しんで取り組んでいるかどうかを確認してみてください。その上でどう話し合っていくのが良いかを検討するようにしてみましょう。
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